リハビリには多数の人が関わっている!主な職種と役割②

作業療法士:日常動作の訓練により心身の回復を支援

作業療法士は、日常におけるさまざまな動作の訓練を通じて心身の回復を支援する職種です。食事や衣類の着脱、入浴、トイレなどの生活に必要な動作を訓練することで、心身の機能や生活能力の向上を目指します。

社会に復帰できるよう、器具を用いた訓練や自宅でできるトレーニングなどをアドバイスするのが特徴です。理学療法士は主に身体に障害がある方を対象としますが、作業療法士は身体機能だけでなく精神機能の改善もサポートすることにより、生活や生きがいを支えています。

言語聴覚士:発音の訓練や嚥下の練習などを指導

言語聴覚士は、言葉や食事に関する指導を行うリハビリの専門家です。言葉を理解して発言する、発生や発話の問題を取り除く、認知を高めるなどの目的でリハビリをサポートします。また、嚥下の問題がある患者さんに対しても、スムーズに食事ができるよう指導するのが特徴です。

コミュニケーションの手段を確保するための提案を行ったり、安全に食事をするための姿勢維持をサポートしたりしています。脳の病気や頭部の怪我などの影響でコミュニケーションや食事に問題が生じた場合は、言語聴覚士のサポートを受けることが多いでしょう。

視能訓練士:視力検査や視機能のトレーニングを実施

視能訓練士は、眼科領域の国家資格です。視力や視野などの検査をしたり、斜視や弱視などを改善するための視機能トレーニングを実施したりします。

訓練によって目が見えるようにサポートするだけでなく、拡大鏡や単眼鏡をはじめとする器具を使って見えやすくするためのアドバイスも行うのが特徴です。学業や仕事などに悪影響が出ないように、視力を補助する器具の取り入れ方を案内してくれます。視機能は人間の生活をサポートする重要な能力のため、子どもから高齢者まで視能訓練士の指導を受ける機会は多くあるでしょう。

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