リハビリにはいつ取り組むべき?タイミングごとの実施状況
急性期:無理なく身体機能を改善するリハビリ
リハビリはいくつかのステージに分かれており、タイミングごとに特徴が異なります。急性期は、手術を受けた直後や発症してすぐの状態で、症状の安定化を目指すステージです。急に怪我や病気の症状が出て、生命の危機といえる状態になることもあります。
急性期のリハビリは、無理なく身体機能を改善するために行われるのが特徴です。救急病院や大学病院など、急性期病院と呼ばれる場所で治療やリハビリをするケースが多くあります。
回復期:退院や社会復帰を目指したリハビリ
回復期は、生命の危機とされる状態からは脱出しており、症状が安定してきたステージです。回復期は心身の回復能力が高いため、集中的にリハビリをすることで効率的に運動機能向上を目指せると言われています。
必要な治療が完了し、以前の日常生活に戻るために必要な動作を身につけていくのも回復期のリハビリの特徴です。治療が終わればすぐ術前と同じように生活できるわけではないため、回復期のリハビリは非常に重要といえます。
維持期:自分らしい生活を維持するためのリハビリ
維持期は、急性期と回復期を経て症状が安定し、在宅で生活できる程度のステージです。生活期とも呼ばれており、急性期と回復期で受けたリハビリの成果を維持するために維持期リハビリテーションが行われます。
回復期にしっかりとリハビリを受けて退院できても、すぐに何不自由ない生活に戻れるとは限りません。思うように体が動かない、心が疲弊してしまうなどの状態になることもあります。維持期に行われるリハビリは、自分らしい生活を維持し、社会生活に復帰できるようにサポートするためのものです。